17分23秒

こんな時間（午前4時3分）に投稿してる時点でおかしい。

21時頃：夕食を終え、ドイツ語の勉強を始める。
23時頃：ドイツ語のテキストがあまりにわかりにくくて、イライラし始める。わかりにくくてイライラしたのは、この時が初めてではない。
23時半頃：あまりにイライラして、出版社にクレームの手紙を書き始める。
0時半頃：手紙を書き終え、投函。
1時頃：寝ようとするが、頭が冴えて、落ち着かない。
1時半頃：どうにも眠れないので、起き上がる。すぐに食べられるものを手当たり次第食べていく。ものを投げつけたくなる。大声を上げたくなる。小説のネタが次々と浮かび始める。
2時半頃：どんどん頭が混乱して、息苦しくなる。髪をかきむしる。このままじゃヤバい気がしてくる。でも、どうしたらいいかわからず、とりあえず119に電話してみる。次に＃7119に連絡するように言われる。さらに、別のところ（名前忘れた。番号だけは履歴で残ってる）に電話するように言われる。ようやく、精神科担当の人とつながる。状態を伝える。この時間では受け入れられる精神科はないこと、すぐに入院しないと死につながるような状態ではないので、救急も受け入れられないこと、今は我慢して翌日、精神科を受診するように言われる。でも、水曜は主治医、休診…。なす術がないのかと思うと、段々悲しくなってきて、涙が出てくる。孤独で惨めで虚しくなる。電話の向こうでは、とつとつと「こうなるきっかけは何かありましたか？」とか「生理が近いとかないですか？」とか、穏やかな口調で聞いてくる。こっちが何も話さなくても、すぐに切ろうという気配はない。ひとしきり涙が出てしまうと、少し落ち着く。「少し落ち着いてきました」というと、電話の向こうの人も話をクロージングへ持っていく。

3時頃：電話を切る。それでもどこかムズムズして、また、あるだけ食べる。食べた後片付けをする。木曜日、主治医の予約入れておいたから、その時のための備忘録としても、これをメモしておこうと、ブログを開く。

現在に至る。

すごく大変だった。

苦しくても、死なないから、救急には入れてもらえないの。

翌朝、病院が開いて受診できるようになるまで、我慢するしかないの。

しかも、精神科って、これは調べてないけど、多分、他の科に比べて救急受け入れ可能な病院が少ない。

こんなんじゃ…。

こんなんじゃ…。

死ななくてもいい人だって、死んじゃうよ。

精神科の発作、舐めんなよ！！ばーか！！

死なないから救急入れないとか、ふざけんな！！

こっちは死にそうなくらい辛いし、しんどいし、

もしかしたら、頭おかしくなって自傷行為だってするかもしれないんだ！！

そんな万が一にならないようにって、最後の理性振り絞って電話してんだよ！

たらい回しにするな！！

119に＃7119に最後のところに、何度同じこと言った、私！

息が苦しいんだ！

喋るのもままならないんだ！

いいか、よーく覚えとけよ！

そこそこ重症な精神患者の理性なんて、熱したフライパンにスポイドで垂らした水滴くらいにあっという間に吹っ飛ぶんだからな！！！

脅しじゃないぞ！！

本人が言ってるんだからな！！

後で後悔したって遅いんだからな！！

だから…。

だから…。

見捨てないでよ。

放って置かないでよ。

誰か助けてよ。

生きようってしてるのが、バカバカしくなるじゃないか…。

17分23秒。

あの電話の向こうの人がいてくれてよかった。