忙しかった。

あらやだ。
前回の投稿から2週間も経ってるじゃないの。
珍し。

ちょっと忙しかったんですわ。
私にしてはすっごい珍しく。

病院行ったり、ちょっとmissionがあって奈良に行ったり。
末妹の件でね。いろいろと。
4泊5日かな。
関西に住む友人などなど、会いたい人はたくさんだけど、
あまりにも急な日程だったので、かなわず。
missionは完遂しましたよ、もちろん。

missionをこなしながら、しばらく訪れないであろう奈良。
行きたかったところに行きまくり、奈良納めをしてきました！

まずは、二日目の興福寺。

興福寺の五重塔が奈良では一番好き。

（思い切り逆光…）

これは修復中の中金堂。

めちゃでかい。

左下の黒い人物の影と比較されたし。

実は５，６年前、奈良を訪れた時、

末妹と瓦を寄進しましてね。

出来上がったら見に来たいねとか話しました。

その末妹が、興福寺の国宝館を見たことないとか言い出しましてね。
国宝館って、ちょっと前に一世風靡した、阿修羅君がいるところね。
徒歩10分のところに住んでるのにｗ

で、国宝館見て、阿修羅君みて。
この日が滅茶苦茶寒くて。
最高気温7度。風も強かったから、体感温度はもっと低かったと思う。
ちょっと軽装で行った私にはずいぶん堪えて。

ほんとはもっといろいろする予定だったんだけど、
最低限のことだけやって、ホテルに戻る。

最低限とは、ここでお茶を買うこと！
「田村青芳茶園茶舗」さん！！

ここね、通るたびに、ほうじ茶のいぃ～香りがするんです。
で、一度行ってみたいと思って。
ドアを開けると、小さな店舗に大きな機械がどどんと。
これでほうじ茶を作るわけですね。

せっかくなので、目の前で焙じたお茶が出てくるのを見せてもらいました。

機械の側面にはかわいい絵も。鹿もいますね。

電話番号が、下4桁しか書いてないのも、いいｗ

ここの店主さんは、とても親切な方で、
ほうじ茶以外に緑茶も扱ってるんだけど、
想像してより種類が多くて迷っていると、
それぞれについて、とても詳しく説明してくれました。

結局、緑茶一種類と、普通の葉っぱのほうじ茶とかりがねのほうじ茶を100gずつ買いました。
丁寧に、それぞれの淹れ方、湯の量や温度、急須で蒸す時間を書いた紙を渡してくれました。
おまけにお干菓子も持たせてくれました。

お値段も良心的で、
下手にお土産屋さんで買うよりも、質のいいものをずっとお手頃価格で買えます。
オススメです。

その次の日、三日目は、やはり昨日の寒さと疲れのせいでダウン。
日曜からこの日、水曜までほとんで眠れてなかったもあって。
多分、ホテルの部屋も寒かったんでしょうね。
薄っぺらい掛け布団で。
フロントで毛布借りて、葛根湯飲んで、昏々と眠りました。

夕方には復活して、夜は末妹と晩ごはん。
末妹がよく食べましてね。
びっくりすると同時に、元気でよかったってほっとしたり。

と、そんなこんなで最終日ですよ。木曜日。
どーーーしても法隆寺に行きたくて。
夕方には帰京しなくちゃいけないのは、
そんなスケジュール組んだら、絶対しばらく疲れがとれないのわかっていながら、
それでも行った法隆寺。

法隆寺って、奈良の中心部、東大寺とか興福寺とかあるあたりね。
そこから、ちょっと離れてて。
しかも法隆寺も広いから、午前中からたっぷり午後までかかるコース。
この機会を逃してなるものか！と。

朝、用事を済ませて、10時奈良駅を出発。
法隆寺駅までは15分。
法隆寺駅から法隆寺まではレンタサイクルで。
ゆっくり行って、10分弱ところでしょうか。

参道は、松の木が植えられてて、いかにも大事な場所だぞ！っていう雰囲気。

南大門の前に自転車を停めて、開けた場所でピクニック。

そこで食べていいのか知らないけどｗ
食べちゃダメって書いてないから。うん、いいの。

で、これがあれですよ。
教科書に載ってる、法隆寺の五重塔！！

日本最古の五重塔ね。

これ、建物だけすごいのかと思いきや、開いている扉の中ももっとすごかった！

東西南北の扉の向こうに、お釈迦さまの一生を現した像が。

末妹曰く、「あ、最初からここのクライマックスやん」www

なんてことwww

確かに法隆寺は広かった。
そして、体重が平均よりはるかにオーバーしてる私たち姉妹。
ほどなくして、無料休憩所へ…。
「なんか、足、痛いよね…」って、どちらともなくｗ

そしたら、休憩所の隣にあるオストメイトのトイレから、尋常じゃない赤子の泣き声。
「え？」と、妹と顔を見合わせながらとりあえず、おトイレへ。
手を洗い終えても、まだぎゃんぎゃん泣いてて。
さすがにどこかしかるべきところにしかるべき行動を…とか思っていたところ、
中からパパさんとベビーかの赤ちゃん。

赤ちゃんは、何事もなかったようにピタリと泣き止んでて。

再び顔を見合わせる私と妹。。。

だ…だいじょぶだよね？？

気を取り直して。

宝物殿は、立派な設備の整った建物。
あぁ、金持ってんだな～…とか、俗物的なことを考えてりｗ
玉虫厨子とか、どれも教科書で見るものとか、国宝☆って書かれたものばっかり。

で、はい！
『日出処の天子』をご存じの方も、そうでもない方も興奮してください！

これが！夢殿！

この建物の中に、もう1個、建造物が入ってるんですな。
窓もない、一人で座って瞑想するような。ふむふむ。

ふむふむ、というか、私の場合、にやにや、でしたがね（*￣▽￣*）

それにしても、この日はあっつくてねぇ。
数日前のあの寒さは何だったの？！っていう。
薄手のダウンでしたが、あっつくて。汗だく。

巨体をゆすりながら目指すは、隣接する中宮寺。

中宮寺といえば、こちら。この菩薩さまね。

とってもきれい…うっとり♪

全体のバランスもいいし、何といっても表情がいいですよね。

憂いているような、だいじょぶだよって微笑んでいるような。

今は真っ黒だけど、昔はきんぴかで、装飾もつけてあったんだって。

そういわれてみれば、ちょっと金キラが残ってるし、

肩のあたりにも、何かありそうな感じですよね。

さてと。

これで法隆寺、中宮寺が終わり。

続きは、次の記事で。